欧米では、サーカスやピエロを描いた作品も多いですが、日本で言ったら、お祭りなどの芝居小屋的なイメージになるのでしょうか、娯楽が少なかった時代には、楽しみにしていた人も多かったのでしょうね。











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PAPA POMPINO : Jan B. Balet

著者 Martha Bennett King
1959年
24cm×14cm 34p ￥7,800 + Tax

ピエロであったポンピーノを慕う、バンビーノ君を描いた作品です。

状態 : カバー付き、表紙カバー上部に破れがあり、付属のぺーパートーイは欠損していますが、中のぺージは比較的良い状態です。

ジャン・バレット
1913年ドイツ・ブレーメン生まれ。幼少期は南ドイツで育つ。ミュンヘンの工芸美術学校で学び、数年の間、ベルリンで学んだ後、ミュンヘンへ戻り、美術学院で学んでいるようです。フランス人とオランダ人とのハーフであり、博物館館長兼、美術史家であった父とドイツ人の母親との間に生まれる。4歳の時に、両親と共に、ドイツ南部に移り住み、祖父からペンや紙を与えら得ましたが、才能は未だ発揮されてはいなかったようで、17歳で工芸美術学校に入学するまでに、ミュンヘンの装飾会社で1年間働いていたようです。美術学院で数年学んだ後に、ユーゴスラビラア、ルーマニア、イタリア、スペイン、フランス、スイス、オーストリアなどを旅しながら学びましたが、ヒトラー政権に抗議し、1938年にアメリカへ移り住み、アメリカ市民となったようです。アメリカではフリーで活躍し、最初にマドモアゼエル・マガジンのアート・ディレクターを務め、後にセブンティーン・ マガジンのアート・ディレクターとしても活躍、グラマー、ヴォーグ、グッドハウスキーピング、ハウス＆ガーデンなどにも、イラストを描いていたようです。有名雑誌以外にも、ニューヨークの百貨店などの広告アドバイザーなども行っていたようです。1945年、1947年にアート・ディレクターズ・クラブから受賞している他、アメリカ・グラフィック・アーツ協会の選定作品などにも幾つかの絵本が選ばれています。彼の作品は、フランス現代美術や、ギリシャ、ローマ、エジプトなどの初期の美術などにも影響を受けているようです。

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