初めは大きなサイズで出版された本も、シリーズ後半になるとサイズが小さくなって行く傾向がありますが、このオーランドのシリーズはサイズが小さくなったお陰で、細かいイラストが宝探し的な要素を持った気がします。それにしてもシリーズが長く続いていたのが凄いですね～。











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ORLANDO’S Evening Out : Kathleen Hale
著者 Kathleen Hale
1941年’
18cm×22cm 30p ￥8,800 + Tax

キャサリーン・へイルさんの猫のオーランドシリーズから「サーカスに行くオーランド」を描いた作品です。
※ペーパーバックです。ハードカバーではありません。

状態 : カバーなし、背表紙上下に擦れがあり、表紙右上に書き込みがあり、右下角のに耳折れがあります。中のぺージにも小さな耳折れがあります。

キャサリーン（カスリーン）・へイル
　1898年5月24日スコットランドのランカシャー州ブロートン生まれ。（イギリスのラクーナという説もあるようです。）幼少期はスコットランド、ヨークシャー、マンチェスターなどで過す。マンチェスター女学校、マンチェスター美術校、ロンドンのレディング大学、セントラル工芸学校などで学ぶ。キャサリーン自身が残した記録によると、5歳の時に父親がなくなり、学校では殆ど勉強しないような、問題児だったようですが、学校長が彼女の才能を見抜き、彼女は芸術の道に進んだようです。それから。彼女はマンチェスター美術校の絵画教室に通うようになるのですが、
彼女の年齢では前例がなく、自転車などを売って費用を作ったようです。後に奨学金を得て、レディング大学で2年間学び、卒業後、国の食物省の仕事に就き、戦争が終了すると、インテリアデザイナーとして働き始め、本の表紙やポスターなども描き始めたようです。そして、子供の本を学ぶ為に、ロンドン美術学校に通ったようです。後にオックスフォードに住み、工芸協会のメンバーとしても活躍したようです。彼女の代表作「猫のオーランド」は、フランス絵本のキャラクターシリーズ「象のババール」に対して、イギリスでシリーズ化された作品と知られています。

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