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絵本 Ezra Jack Keats : What Good is a Tail ?

2021年04月27日

分野的には化学絵本になるのでしょうが、いろいろな動物たちのイラストが楽しめるのがいいですね。


絵本 Ezra Jack Keats : What Good is a Tail ?


絵本 Ezra Jack Keats : What Good is a Tail ?


絵本 Ezra Jack Keats : What Good is a Tail ?



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What Good is a Tail ? : Ezra Jack Keats

著者 Solveig Paulson Russell
1962年
28cm×22cm 30p SOLD OUT

キーツさんの作品で、牛や猿、犬や金魚、オタマジャクシやエビなど、いろいな生き物の尻尾について描いた作品です。

状態 : カバーなし、4角に少し擦れがあり、背表紙下部に書き込みがあります。最初の見返しページに剥がし跡があり、書き込みがあります。中のぺージ上下に少し破れがあり、薄い染みがあります。図書館が所有していた本です。

エズラ・ジャック・キーツ
1916年3月11日ニューヨーク州ブルックリン生まれ。幼少期もニューヨークで育つ。ポーランド系ユダヤ人の両親は、エズラが絵描きになることを望んではいなかったようです。高校卒業の際にナショナルスコラスティクコンテストでトップ賞を受賞した為、アートスチューデントリーグ校への奨学金を受けたが、高校卒業と同時に仕事を見つけて働かなければならなかった為、諦めたようですが、兵役後、コリアーズ誌やコリアーズ誌のイラストを手掛けた後、一年間、パリを中心にヨーロッパを旅して周り、その間に描いた水彩の多くが、ニューヨークタイムズブックレビュー誌のパリ通信の挿絵に掲載され、サンミシェル島の油彩の大作は、ナショナルアカデミーデザイン展に展示された。1960年代から子供達が主人公である絵本を描き始めたようであるが、それまでのアメリカ絵本では、絵本の主人公=白人だった常識を打ち破るように、ヒスパニック系、東洋系、アフリカ系などの子供達を主人公として登場させており、キーツが育ってきた、ブロンクスの住人さながらの風景が展開されていると思われる。「[Snowy Day(雪の日)]で始めて主人公を黒人の子供にしたのは、それまで白人の子供達の良さを示す、他の人達の本の挿絵ばかり描いていたからです。自分の本では黒人の子供の良さと美しさを示し、それを皆で分かち合いたかったからです。」と、彼は語っている。彼の言葉と合わせて、1960年代途中からアメリカでは公民権運動が盛んになり始め、彼自信も影響を受けていると感じずにはいられない。コラージュを使ったSnowy Dayは1963年にコルデコット賞を受賞している他、ベネチア映画祭で最優秀児童映画賞も受賞している。1983年5月6日に67歳で他界しているようです。

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Posted by fobook at 01:19絵本 (E)
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