春を迎えるまでは、暑い夏、夏から冬へと移り変わる秋、寒い冬を過ごさなくてはいけませんが、これが春の喜びに繋がっているのでしょうね。










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Spring Is A New Beginning : Joan Walsh Anglund
著者 Joan Walsh Anglund
1964年(イギリス版)
17cm× 11cm 28p ￥3,000 + Tax

ジョーン・ウォルシュ・アングランドさんの作品で、春を迎えた喜びを日常の生活を通して描いた作品です。

状態 :カバー付き、本に少し反りがあり、カバー背表紙部分に色褪せがありますが、中のページは比較的良い状態です。

ジョーン・ウォルシュ・アングランド
1926年1月3日イリノイ州ヒンズデール生まれ。幼少期もヒンズデールで育つ。アーツ・インスティチュート・オブ・シカゴやシカゴのアメリカン・アカデミー・オブ・アートなどで学ぶ。父は商業美術家で母も画家という、絵本画家になるには、恵まれた家庭に育ったようである。彼女が１０歳のときに父親が自動車事故で亡くなり、アートスクールへの道を諦めかけていたときに、高校の美術の先生が奨学金を受けてくれたのだが、これはその先生が彼女の為に、自分の貯金から出していた事が後でわかっている。シカゴの商業美術家の元で働き、ファッションの仕事に就こうと思っていたようですが、師に勧められて、本のイラストレーターの道を選んだようです。1942年に結婚し、シカゴの百貨店で働いていたようですが、夫の仕事の関係で、カリフォルニアのパサディナに移った後、1956年にニューヨークに移り住む。ニューヨークのクィーンズでは知人や友達も居ない寂しい暮らしであったようですが、やがて2人の子供たちが、近所の子供たちと遊ぶのを見て、自分たちが孤独ではない事を感じたようです。その時の印象をメモしてアパートの引き出しにしまって置いたのを見つけた夫から、本にしてみてはどうかと言われ、1958年に出版されたのが、「A Friend is Someone Who Likes you」で、ニューヨーク・タイムズのベスト・イラストレーテッド・チルドレンズ・ブックスに選ばれ、世界中で子供達ばかりではなく、大人にも愛される贈答本になっている他、自分の子供たちからヒントを得て描いた「The Brave Cowboy」も、1959年にイラストレーター協会から受賞している。絵本の分野だけではなく、ウーマンズ・ディ誌やレディース・ホームジャーナルなどに詩やイラストなども描いている。彼女の作品は何十年経過しても色褪せない、人々を魅了する魅力を持っていると感じさせる。

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